インプラント治療とは?
歯科業界ではインプラント治療に関する注目が集まっています。高齢化社会の影響もあり、 欠損した歯を治療したい人が増えておりその方法としてインプラント治療が期待されているのです。
インプラント治療とはチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込んで固定するという方法です。
入れ歯は歯の表面の部分に取り付けるだけなので安定性や丈夫さに欠けるという欠点がありますが、 インプラントの場合、顎の骨まで人工歯根を埋め込むことによってより丈夫に、安定した状態を維持することが可能になっているのです。
このインプラント治療を行うことで天然の歯と同じ感覚で食事をすることもできます。 固いものを食べてもぐらついたり外れてしまうようなことがないため、食事をする楽しみを取り戻すことができるでしょう。 寿命も20年以上持つといわれており、長期間の使用が可能です。
治療そのものは埋め込んだインプラントが骨と結合するまで3~6ヵ月程度の期間をかけて行うことになりますが、 手術の際に仮歯を取り付けるため、その日から食事など日常の生活を送ることが可能です。
手術の際には麻酔や静脈内沈静法などが行われるため痛みを感じることもありません。 患者に対する負担が少ないのもインプラント治療の大きな特徴であり、魅力であります。
治療費が高価という難点はあるものの、耐久性や安定性など総合的なコストパフォーマンスにおいて非常に優れています。 欠けた歯を補う方法として最高の治療法といえるのではないでしょうか。